第41回日本映像職能連合通常総会

2021.07.09(金)

令和3年7月9日(金)15時より第41回日本映像職能連合通常総会が五反田の株式会社IMAGICA Lab.9号館研修室で行われました。

 

 

昨年に引き続き新型コロナウィルスの流行に配慮し今回も参加者を各協会6名に限定し、感染対策の指示を仰ぎながらの開催となりました。


 

崔洋一会長(監督協会)の挨拶は「やはり対面の話し合いはいいよな」の言葉から始まり、この一年以上続く新型コロナウィルスの映画界への影響に団結して向かい合っていかねばならない事を熱く語りました。

 

続いて議長に樽角みほり氏(スクリプター協会)が選出され、議案書に倣って審議開始。

福澤勝広幹事長(美術監督協会)より本年度の活動報告。

今年はコロナにより仕事が止まったスタッフへの助成、支援の活動が大部分を占めました。

続いて上野聡一幹事(編集協会)より収支決算報告と本年度の予算案の討議。

情勢分析では映画業界の収益は前年度の半分になり、ニュースで話題になっている飲食や観光よりも減収となっている事が語られました。それに対する支援は飲食観光以下であり、継続して運動していく必要があります。

 

そして今年から経産省の主導で映連、日映協が映像制作適正化機関を発足させる動きがあり、それにどう対処していくかの議論が続けられました。

契約や労働条件を明確にするガイドラインはスタッフにとって大きなメリットとなりますが、そのしわ寄せがどこへ行くのか。

スタッフ一人一人にとって有益なものにするために積極的に関わり協力し合っていく方針で合意し、総会は終了しました。

 

本年度も感染症予防のため懇親会はなく、写真撮影のみで散会となりました。

 

会場を提供して頂いていたIMAGICA Lab.は年内でこの五反田から移転が決まり、ここで開催する最後の総会となりました。

今までの御好意に深く感謝いたします。